#アンネの法則 ■ブログとライバー、ウエブデザイン、出版、物販、せどりで生活設計を建てるエコビレッジ・コスタリカ共和村。テラスマイル農園の仲間募集
目標は「Human Unity(人類の和合)」。
同時に、持続可能な農業・資源の節約や自給・価値提供の経済という取り組みを主体に、オフグリッドやパーマカルチャーというエコロジカルな暮らしを実践している。
オーロヴィル内ではAuroCardというチャージ式のカードを使用しており、(訪問者以外)金銭のやりとりはほとんどない
お金を使用しないコミュニティシステムとは
一部では、「お金のやりとりをしない場所」とも言われている。僕の場合(訪問者)はやり取りは必須。滞在費や食費は当然のように必要だからだ。
しかし、それを極力しないように目指しているのがオーロヴィルだということだ。この面では、ビジター(訪問者)かオーロヴィリアン(住人)かで大きく変わってくる。
オーロヴィリアンともなれば、ほとんど使用しなくても生活ができるようだ。オーロヴィルとは、想像以上にシステマティックであるのだ。
◯オーロヴィリアン
本当のオーロヴィリアンになるためには、少なくとも2年かかる。「オーロヴィルに住んでいる=オーロヴィリアン」というわけではないのだ。
自分の持ち寄ったお金で住み始め、約1年ほどのお試し期間後、オーロヴィル議会で住民になる本採決が行われ、本人の経済状況によって住人になるための費用が決定し、それを払えばオーロヴィリアンを名乗れる。
つまり、オーロヴィリアンになるためには、数年間収入がなくても生活できる財力が必要だということである。必然的に年齢層は高くなる。
自国で得た財で悠々自適に暮らしている人が多い印象だが、唯一の決まりに「職業を持つこと」がある。そのため、オーロヴィリアンは何かしらの仕事をしてオーロヴィルに貢献し、報酬は全てオーロヴィルに還元されて運営費に充てられる。
オーロヴィリアンになった後も、一定以上の労働をすることによって自分のポイントが付き、やっとお金のないシステムに参加できるというわけだ。
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